bitmexvsgt

ステーブルコイン~Tether(テザー)のイロイロな話~

bitmexvsgt
502シスター
こんにちは、502シスターです!みなさんステーブルコインってご存知ですか?

「Tether(テザー)」?「TrueUSD」?「Paxos Standard」?

今回はステーブルコイン、特にテザーについて解説したいと思います!

イラスト:のり(nori)

Stablecoin(ステーブルコイン)とは?

stable(安定した、変動しない)コイン、つまり価格が安定した仮想通貨のことです。

仮想通貨を購入した方であればだれもが価格の乱高下を体験していると思います。
ビットコインは1日で数万単位の価格変動なんてこともザラです。

そのおかげでトレードによる利益を生むことが出来るわけですが、ずーっと持ち続けてるともちろん「価格がとんでもなく落ちてる!」😱ってことがあります。

ステーブルコインは価格が安定しているため「安定した資産を確保できる💰」仮想通貨なのです。

知名度No.1の「Tether(テザー)」

一番有名なステーブルコインのtether(テザー)

シンボル:USDT(米ドルペッグ)・EURT(ユーロドルペッグ)

※EURTの流通は少ないようですので、今回はUSDTを軸にお話します

1USD≒1USDTという米ドルとほぼ等価交換が出来るということで、非常に人気の仮想通貨です。

仮想通貨の購入規制がある国などの人が購入する際に使用されたり、BTCなどの暴落から退避して資産を守るような用途などもあります。

💵テザーの発行手順💵
1USDをテザー社に預けると1USDTが発行されます。
1USDTをテザー社に送金すると1USDが払い出しされます。

テザー社にUSDがある分だけUSDTが発行されているため
数量が常に等しく、価値が保たれるという仕組みです。

テザー社では現在の資産ホームページに掲載し、透明性を謳っています。

ご覧頂くとわかるとおり実は2種類あります。

  1. ビットコインのOmni Layerという規格で発行したもの
  2. イーサリアムの規格ERC20で発行したもの

そう、アドレスが違うんです🏡

なので①のものをERC20のウォレットに入れる👛ようなんてしたらえらいことになってしまいます。
(やってないけどたぶんダメ、ゼッタイ)

「tether(テザー)」はお騒がせなヤツ!?

そんなテザー、今までに仮想通貨の相場を恐怖に陥れる騒動を起こしてきました。

いわゆる「テザー問題」

前述で説明したとおり、1USDTが発行されているということはテザー社に1USDがあるのが前提なんですね。

ところがとある取引所に送金したUSDTはほんとは取引所がUSDをテザー社に預けていないのではないか?という疑惑です。

つまり元金がないのにUSDTがバンバン発行されちゃってんじゃないの!?

そうなるとUSDTの価値が揺らぎます。

USDTの価値が揺らげば、そのUSDTで買われたBTCの価値も揺らぎます。

そして仮想通貨全体がそんな不確かなもので相場が動くとなれば、信用が失墜し市場全体が崩壊する危機が訪れます。

2017年9月に監査法人フリードマンLLP作成の会計書類が発表されましたが、そもそもこの書類は「テザー社の経営のために作成されたものであり、第三者が使用すべきものではない」というように冒頭で記述しているため公的な信用を得るものではありませんでした。

2018年1月にはブルームバーグによりCFTC(米商品先物取引委員会)がBitfinexとテザー社へ2017年12月6日に召喚状を送付していたこと、監査法人フリードマンLLPとの契約終了が報じられ、BTCはさらに下落していきました。

テザーのこれまでの流れと時価総額

下の表でテザーの誕生から今までの疑惑に関する内容とその当時の時価総額をまとめてみました。
尋常じゃない増え方をしているのが何とも気になりますね(o’言’o)

    時価総額(USD)

2014年9月

Tether社を設立

 

2014年10月7日

TetherUS(USDT)がOMNI Layerにて誕生

 

2015年2月25日

TetherUS(USDT)の取引開始

304,476

2017年3月

Bitfinexの取引先銀行が海外送金に中継となる銀行ウェルズ・ファーゴ(アメリカ大手)がBitfinexの送金処理停止
・Bitfinex利用者は米ドル出金手続きがストップとなる(およそ1億8000万ドル)

 

2017年4月5日

Bitfinex(運営会社:Ifinex)とテザー社はウェルズ・ファーゴを提訴
※ただし1週間で取り下げる

54,950,208

2017年 9月

監査法人フリードマンLLP作成の会計書類の公開
・9/15時点で4,429万ドルを保有

421,719,322
(9/15)

2017年11月19日

Treasury Wallet から30,950,010 USDT(約31億円)がハッキングにより盗難されたと発表、ハードフォーク実施

676,172,772

2017年12月6日

CFTC(米商品先物取引委員会)がBitfinexとテザー社に召喚状送付

816,858,268

2018年1月29日

監査法人フリードマンLLPとの契約終了

2,260,123,521

2018年6月20日

法律事務所フリー・スポーキン&サリバンが作成した報告書を公開

銀行口座のUSD残額がUSDT数量を上回り保有していることを確認したとの内容
※ただしGAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づいた会計監査ではない

2,607,427,131

2018年10月15日

TetherUSが一時1USDT=0.85USDへ下落

2,470,196,422

2018年10月24日

テザー社のウォレットから5億USDTを償還したと公式HPで発表

2,002,272,867

2018年11月20日

TetherUSが一時1USDT=0.93USDへ下落
米司法省がビットコインの相場操縦疑惑について捜査しているとの報道

1,736,927,210

2018年12月18日

関係者より入手したテザー社の銀行口座明細書を検証した結果、疑惑裏付けの証拠はなかったと報道

1,881,1913,773

2017年11月19日のハッキング事件と2018年10月24日に5億USDTを償還(トークンを破壊した)というところで大量のUSDTが無効になったというところも非常に気になるところです。

テザー問題について報道される度に「証拠はなかった」という疑惑自体を払拭できない報道で毎回落ち着いており、今後も相場を脅かす可能性が十分に残っています。

「波動砲」?ならぬ「テザー砲」

先ほど記述したとある取引所とは「BITFINEX」

BTCトレードをする人なら基本としてここのチャートを見る、というくらい有名なところです。
実際ここが基軸で相場の変動が起こることも多いようです。

そんな「BITFINEX」のCEOテザー社のCEOでもあるのです。

BITFINEXホームページより

テザー社ホームページより

怪しい!怪しすぎる!!!

そしてテザー社は突然USDTを大量に発行します。
一気に数百億とか発行しちゃいます。

【和訳】
いま250億ドルのUSDTが発行されたんだけど!

「ほんとにそんなに米ドル預かったんだよね?ねぇ?!」と肩をガックンガックン揺らして問い詰めたくなりますね。

ちなみにテザーが大量発行されるとどうなるのか?

前提として「これはあくまでも憶測」です。

2017年11~12月の「寝ているだけで朝起きたらお金が増えている羨ましい相場のチャートをBTCの価格とテザーの総発行枚数を重ねて見てみると、テザーの発行枚数はグングン上がっていき、それと同様にBTCの価格も上がり続けているのです。

何度となく下落しそうなタイミングでUSDTが発行され、買い支えを行っていたのでは?という噂が囁かれています。

 

また、匿名で公開された「Tether Report」というテザーの影響を数値化した文書によると

・調査期間中、テザー社で発行されたUSDTがBitfinexウォレットへ送金された91回のうち2時間以内BTCが価格上昇したのは48.8%です。

割と高い確率ですよね💦

こういったことからテザーの発行されているトランザクションはOMNIEXPLORER.INFOOMNIEXPLORER.INFOから多数の人の目により監視されています👀

 

こちらのTwitterアカウントでは大量のUSDTが発行された時にツイートされていますのでチェックするのもよいかと思います📝

502シスター
まだまだ不透明さがたくさん残る仮想通貨の世界、様々な情報収集と判断が出来るようにしないといけませんね👀

 

502おじさんの妹、出川組の生き残り。
昨年末に兄の爆益報告を聞いて年始に仮想通貨を購入するも、高値掴みからの大暴落に加えコインチェックでのNEMハッキングも体験し資産が大溶けする。
その後ブロックチェーンの技術にも魅力を感じ、日々情報を追いかけている。